今日は、休校で練習できない方や、外出を自粛していて自宅では練習できない方へ。音が出せなくても何かやりたいと思った時にできることを書きました。
これは思いつく方も多いと思いますし、普段からやりたい練習でもあります。
また、音楽をイメージするだけでも気分転換にもなります。
楽譜を見ながらイメージしたり、または、特に難しいと感じているフレーズは楽譜を見なくてもイメージできるように、時間をかけてみましょう。
楽器が手元にあれば組み立てて音を出さないで練習します。
音を出さないで指だけ練習するのは、やってみるとわかりますが意外と難しいです。
キーを押さえるのが上手くいかない時(左Esなど)は、補助的に膝にベルを乗せて指がどうなっているかを見てみてください。
楽器がない場合は、ペットボトルを持ってみるなど工夫してください。
リードだけなら音を出せそうという場合には、リードだけでタンギングの練習をしたり、音をまっすぐに伸ばしたり、練習すると良いです。
地味過ぎてとばしてしまいがちですが、息のスピードや、アンブシュアの状態をゆっくり確認することができます。
リードの音もちょっと…という時は、リードをくわえているだけでも口の筋肉は鍛えられます。
ダブルタンギングは、中学生の時に自転車を漕ぎながら練習しました。
トゥクトゥクをできるだけ速く言えるようにするとか、フレーズを歌ってみるとかしていました。2年目でトリプルタンギングした曲があったので、無駄ではなかったと思います。
運指は、オーボエがやりたくて、まだサックスを担当していた時に自分で覚えました。
普段だったら、友達と遊ぶとか、旅行に行くのがオススメです。今はオススメできませんが。
いろんな経験をするか、本を読んだり、誰かから話を聞いたりしないと、いろんな表現はできません。
悲しい気持ちの時や、不安な時代に書かれた作品はたくさんあります。音楽史の本を読むと少し知ることができます。
当たり前のことが当たり前でなくなって、はじめて分かることが沢山あります。
ずっとそれでは辛くなってしまいますが、そんな自分の気持ちを感じてみるのも良いと思います。
練習方法ではありませんが、練習の記録はとっておくのがオススメです。
ノートでも何でも良いです。私はノートとStudyplus というアプリを使っています。
アプリに、どんな内容で、どのくらいの時間練習したのかだけでも記録しておくと、自分を客観的にみることができます。
中学生のころは、毎日ノートにその日に思ったことや、明日の目標なんかも書いていました。
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